濾過紙
テトロン、レーヨンを主繊維としたパルプにより抄上げております。通常使用する分析用ろ紙などと違い汚液をこす量と汚性物通過の粒度径の大小、汚液をこす時間の三点が、重要な条件です。
ろ過時間と経済性について一定時間により多くろ過し、より多くの不純物を取除く事が一番の条件です。
より多くろ過するという事は、よく通過するという事で、不純物をより多く取除くということは、汚液がろ紙を通りにくいという事になります。
この矛盾を解決したのが当社の新しいろ紙です。
当社の 濾過紙 フィルターの特性について
A |
品番 |
3501、5000番台(レーヨン) |
メリット |
親水性で通液が良好、安価、耐熱温度 180℃ |
デメリット |
強度が低い、薬品に弱い |
B |
品番 |
6000番台(ポリエステル) |
メリット |
比較的薬品に強い、強度がある、安価 耐熱温度 200℃ |
デメリット |
疎水性で通液は普通 |
C |
品番 |
7000番台(ポリプロビレン、ポリエチレン) |
メリット |
薬品に強い、安価 |
デメリット |
強度が低い、疎水性で通液は普通、 熱に弱く耐熱温度 80℃ |
D |
品番 |
8001、8002(ポリエステル、ナイロン) |
メリット |
強度がある、炉過制度が高い、 耐熱温度 180℃、比較的薬品に強い |
デメリット |
疎水性で通液は不良 |
E |
品番 |
上記以外の8000番台、3095 (ポリエステル及びポリエステル、レーヨン) |
メリット |
強度がある、炉過制度が高い、 耐熱温度 180℃、比較的薬品に強い |
デメリット |
疎水性で通液は不良 |
F |
品番 |
9000番台 (ポリエステル、レーヨン、ポリエチレン) |
メリット |
強度がある、通液は良好、安価 |
デメリット |
熱に弱く、耐熱温度は 60℃ |
G |
品番 |
4080(ポリエチレン) |
メリット |
強度がある、薬品に強い |
デメリット |
熱に弱く、耐熱温度 80℃ 疎水性で通液は普通 |
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