シックナーバックセパレーターの特徴
テトロン、レーヨンを主繊維としたパルプにより抄上げております。通常使用する分析用ろ紙などと違い汚液をこす量と汚性物通過の粒度径の大小、汚液をこす時間の三点が、重要な条件です。
ろ過時間と経済性について一定時間により多くろ過し、より多くの不純物を取除く事が一番の条件です。
より多くろ過するという事は、よく通過するという事で、不純物をより多く取除くということは、汚液がろ紙を通りにくいという事になります。
この矛盾を解決したのが当社の新しいろ紙です。
シックナーバックセパレーターの特徴
平面研削盤、円筒研削盤、内面研削盤、高精度仕上研削盤のクーラント液のろ過超硬、セラミックス、研削のクーラント液のろ過
各種工作機械のクーラント液のろ過
スライシングマシン、その他高速切断機の冷却液のろ過
洗浄機用洗浄液のろ過
シックナーバックセパレーターの仕組み
濃縮汚泥を自然落差を利用するか、またはポンプでシックナー
バックフィルターに流入します。
まずA室に流入した汚液は、フィルターでろ過され、スラッジが
蓄積します。
A室が満杯になりフィルターの水切れが低下してくると、汚液は
B室に流入します。
A室と同様に満杯になれば、汚液はC室に流入します。次々に 各小室が満杯になりフィルターが目詰まり状態
になると同時に 各小室 A.B.C は沈殿槽となり、継続して汚液を流入することができます。
シックナーバックフィルターが、満杯になれば汚液の流入を止めて、そのままの状態で自然脱水を行います。
パイプ状のシックナー取付アームより引き抜き、袋を紐で閉じて、廃棄または消却してください。
汚泥は8~24時間で含水率70~85%のスカムとなります。